神の子 鬼の子 狐の子
- [ カテゴリ:小説・エッセイ ]
2020年4月に今出洋一様が『神の子 鬼の子 狐の子』を自費出版されました。
サイズ | 46判 |
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製本タイプ | ソフトカバー |
発行年月日 | 2020年04月07日 |
ページ数 | 460 |
著者 | 今出洋一 |
ISBNコード | 978-4-86431-886-0 |
神の子 鬼の子 狐の子
著者 今出洋一 様
私にとっての五冊目の作品を 出版するにあたって 当然のように一粒社さんにお願いした。早くて丁寧な仕上げ、律儀で誠実な対応は 私のような年金生活者でも 安心してお願いできる出版社である。これから自費出版をしようとされる方がおられたら 私は一粒社さんをお奨めしたい。
さて 作品の紹介だが 平安時代を駆け抜けた二人の天才、安倍晴明と芦屋道満の物語である。この本では巷間伝わる善玉晴明、悪玉道満の図式ではなく 真逆の話として書いて見た。晴明にまつわる数々の超人的伝説を “うさん臭いもの”として悉く否定し ”権力の前に消し去られた 道満の民への貢献”を 甦らせて 人としてどちらが 立派な生き方だったかを 読者の前に明らかにするような内容になっている。
物語の舞台回し役に “式神”を用い その”式神”を蝦夷とした。
この物語は この式神(蝦夷)なしでは 成り立たない。もう一方の主役である。
この物語は播磨国と都で 繰り広げられる 権力者の権謀術数と その身勝手さに翻弄される善良な人々を 描いている。是非 ご一読いただきたい。
令和二年春 今出 洋一
- [ カテゴリ:小説・エッセイ ]
- [ 著者の声寄稿者:今出洋一様 ]