本 の 大 き さ
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いずれも四六判(188㎜×128㎜)/B6判(182㎜×128㎜)、がおすすめです。
詩集は、見開きで1つの作品を掲載していくと良いですね。
詩は1つの作品ごとに文字量がバラバラですが、基本的に全ページ文字の大きさを統一して編集していきます。また上下の余白が大きく空くことが多くなるため、編集でのレイアウトはとても大事になります。
句集・短歌集・川柳集は、1ページあたりに2句(首)~4句(首)程を掲載していきます。
製 本 方 法
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ソフトカバー・ハードカバーどちらもおすすめです。
句集や歌集など、より和の趣きのある作品集は、布張りの上製本に文字は金箔押し、加えてボール紙のケースをお付けする仕様が他ジャンルの本に比べて多いです。
本文は目に優しいクリーム色の書籍用紙を使用いたします。
原 稿 作 成
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原稿データはエクセルやパワーポイントで作成されるより、ワードや一太郎など文章作成ソフトで作ったものの方が汎用性が高く、作業効率から金額もお安くなります。
ページ番号を通しで付ける作業や柱(本に関する用語集)を付ける作業、目次ページのページ番号を拾う作業、発行日等を掲載する奥付ページの作成・ISBNの取得(無料)は弊社で行いますので、ご安心ください。
制 作 時 の 注 意 点
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詩集・句集・短歌集・川柳集などの作品集は年代ごとにまとめるか、ジャンルごとにまとめていくのがおすすめです。
また、作品のタイトルや作成年などを本文のページの始まりに添える場合は、それだけで1句(首)分、3行分~4行分ほどのスペースを使うことを想定して作品の選定が必要です。
句集(歌集)の編集の際は、裏表の句(歌)が同じ位置になるように配置致します。
それにより、読んでいるページの裏のページの句(歌)が、紙の透けによって表のページの句(歌)と句(歌)の間にならないようにすると綺麗な仕上がりになります。
詩集については、作品ごとに文字数が違うため、上下の余白に加え左右の余白も大切です。
ワンポイントアドバイス
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一見、余白が多く簡単なレイアウトに見えますが、思っている以上にバランスや句(歌)を裏表でそろえる作業は難しいため、完全データで頂くよりも、プロによりレイアウト編集のご依頼頂くことを推奨いたします。
四六判/B6判サイズ
ブックカバー(カラー)、PP貼り
見返し付き、装幀デザイン代込み
表紙/本文(1色モノクロ)
ソフトカバー(並製本)
200ページ
完全データ入稿
四六判/B6判サイズ
ブックカバー(カラー)、PP貼り
見返し付き、装幀デザイン代込み
表紙/本文(1色モノクロ)
ハードカバー(上製本)
200ページ
完全データ入稿
※完全データの場合でも校正紙をお送りいたします。
一粒書房で出版してよかった。頼んで良かった。
一粒書房を選んだ決め手や、これから自費出版をお考えの方への
メッセージなどを掲載しております。
今般一粒書房さんにお世話いただき、写真歌集を出版いたしました。 当初私には、素養のない者の無謀な企てではないかとの思いがありました。それで出版の企ては妻以下の人たちに基本秘密でしたが、 それとなく察知してもらうという戦術で臨みました...
今般一粒書房さんにお世話いただき、写真歌集を出版いたしました。 当初私には、素養のない者の無謀な企てではないかとの思いがありました。 それで出版の企ては妻以下の人たちに基本秘密でしたが、 それとなく察知してもらうという戦術で臨みました。 だから晴れて一粒書房から本が届き、妻らに見せたときは内心かなりドキドキしていました。 結果的には、妻も子供たちも、「お父さん、なかなかやるじゃん」 というような肯定的評価であったので安堵しました。 編集は私自身がWord-2010上で行いましたが、全体の構成や写真と歌に 文章と風船(アナグラム)のコラボを如何にするか等で苦労しました。 しかし振り返ってみると、この過程は非常に楽しいものでありました。 一粒書房さんの所には二度にわたりお邪魔をし、出版社内の雰囲気と業界を取り巻く状況等を垣間見聞することができました。
今回の歌集出版に当たっては原稿入稿から編集、校正等々にあたって色々丁寧にご指導頂き大変ありがとうございました。おかげさまで歌集の出版という私にとっては一つの事業を、御社のご支援と、ご協力でなんとか成すことができたと感謝しております。
短歌のわき道を、とぼとぼと...
今回の歌集出版に当たっては原稿入稿から編集、校正等々にあたって色々丁寧にご指導頂き大変ありがとうございました。 おかげさまで歌集の出版という私にとっては一つの事業を、御社のご支援と、 ご協力でなんとか成すことができたと感謝しております。 短歌のわき道を、とぼとぼと心もとない歩みを重ねてきた私に「歌集出版」などと、大それた事を行ってよろしいのかとの葛藤は正直申しましてあったことも事実です。 しかし、貴社のホームページを拝見させて頂き、出版事例の内容に励まされるとともに貴社の理念と目指される姿勢に少なからず感じ入ったことも事実です。 また、その理念の在り様を個々の取り組みの中で実施されている誠実さにも打たれました。 貴社のますますのご清祥を祈念し御礼とさせて頂きます。
廣畑加代子。母房代は唐突に亡くなった、心筋梗塞。父は飛行機を作るためにこの世に生を受け、75歳まで現役ヒコーキ職人であった。母は武家出身を芯に持ち、てっせんのように強くたおやかで、古文書を紐解き、短歌に出合い、晩年は重いリウマチで思い通りにならない体の分だけ精一杯...
母房代は唐突に亡くなった、心筋梗塞。 父は飛行機を作るためにこの世に生を受け、75歳まで現役ヒコーキ職人であった。 母は武家出身を芯に持ち、てっせんのように強くたおやかで、古文書を紐解き、短歌に出合い、晩年は重いリウマチで思い通りにならない体の分だけ精一杯自分を表現した。 父は退職後、母の介護を、「生きる意味」とした。その母が唐突に亡くなった、父は母だけでなく自身の「生きる意味」をも失った。父の口からは「早く死にたい」ばかり。肩を落とし、目に生気はなく、食欲は落ち、狭心症・・見る見るうちに寝たきり状態へ。父に「生きる意味」を取り戻してもらいたいとの企画はことごとく失敗した。実は父の心臓の状態は悪く、時々止まることがあった。気力だけで母の3年祭(仏教でいう3回忌)を行うと父は自分で遺歌集づくりを思い立った。父の目に光が戻り、食欲が戻り、笑顔が戻った。娘としては今父の思いを実現し「生きる意味」に直結させることが最重要課題。 作りたい物は頭の中にできているがどこで実現できるかわからない。当てにしていた印刷所では無理だった。論文製本と自費出版では違うらしい。孫娘が今回手本とした「ささゆり」の背表紙を返しここで作ればと指をさす。インターネットで早速検索。華やかでオイシイ儲け話も促すページが多い中、地味だが品よく、顧客のニーズに細かく柔軟に対応する姿勢も見て取れるページがあった。会社の名前を見ると、「一粒社」。あの日孫娘の指先に印刷されていた≪あの半田のささゆりの≫一粒社!父の命があるうちに実現させなければ意味がない。すぐにメールし翌日には都築さんとの面談という展開の速さ。 都築さんは、長年の経験から巧みな話術で着実に私たちのニーズを把握し、最適な提案をして下さった。国立国会図書館にも置いてもらえると。自身の歌集づくりは母の夢でもあった。「日本では出版すると国立国会図書館に収めてもらえるんだって」いつかの母の言葉と憧れに満ちた目の輝きを思い出す。希望が見えてきた。ただ、手間のかかった本格仕上げの遺歌集の完成は9月。猛暑の夏を超えて父の心臓がそれまで持つか?出来上がるまでは死ねないと思ってくれるか?娘としては不安と期待が入り混じる。 本ができた!と父から連絡があり、とにかく駆けつけた。父は本当に生きて手にすることができた。本を持ち帰ると、どこから出てきたのか満足げにピースをして微笑んでいる母の写真がテーブルの上に。これは運命か偶然か。母が誇らしげに国立国会図書館に腰を下ろして喜んでいる姿が目に浮かぶ。 タイトルてっせんの文字は亡き母の肉筆手紙の中から現場の方が一番良い字を拾って下さった。本当に母が書いたよう。父母の喜ぶ顔を見て娘の務めを果たしたと肩の荷を下ろせた。一粒社の皆様のチームワークと誠意に母が曲った指で感謝していますありがとうと。
このたびは拙稿短歌集「偶詠つるかわ春秋」を制作して頂き誠に有難うございました。私の場合、本作りは初めての経験でしたので終始不安でしたが、完成本は手にした瞬間、想像以上の出来栄えで、われながら感激してしまいました。中味はともかく、これなら自信を以て知己友人達にも...
このたびは拙稿短歌集「偶詠つるかわ春秋」を制作して頂き誠に有難うございました。 私の場合、本作りは初めての経験でしたので終始不安でしたが、完成本は手にした瞬間、想像以上の出来栄えで、われながら感激してしまいました。中味はともかく、これなら自信を以て知己友人達にも配れるぞとばかり一人ほそく笑む仕未、貴社長様はじめ御社の丁寧なお仕事振りに更めて感謝申し上げる次第です。 又、制作費につきましても、見積りより大幅に減額して頂き、本当に助かりました。 今回の経験に鑑み、随想録など二作目に取り掛かろうかという意欲も湧いて参りました。その節は又、よろしくお願い致します。 末筆ながら社長様の御活躍と、貴社の益々の御繁栄をお祈り申し上げます。 有難うございました。